工房ベル

2023/05/25 23:40

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5/20・21に東京ビッグサイトで開催された Design Festa、通称デザフェス。

1年ぶり2回目の出店でした。
今回は自分の中で変化や手ごたえがあったので、やって良かったことを記録に残します。

ディスプレイ什器

今回の出店からディスプレイを大きく変えました。
今までは小さいブース(180cm×90cm)で机の上に作品を並べていく…
他の作家さんと同じようなディスプレイをしていました。

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何か目を引くものを…
他の作家さんと差別化できるものを…と考え
間接照明を入れた什器と円形の什器を新しく作りました。

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イメージしたのは紳士服売り場やテーラー。

背景パネル

背景のパネルがあるとお客さまの目を引くので使いたい。
でもレンタルすると結構高い…
そこで机の上に乗せるタイプの背景パネルを作りました。
壁ができることで視線がブースの中に留まるようになったと思います。

円形什器

紳士服売り場でネクタイが並んでいるような円形のディスプレイをイメージしました。

手前に円形什器を、奥に机を並べ奥行きのあるディスプレイに。
間の空間に立って接客をしていました。
この配置にして良かった点は、お客さまが作品を見る列が前後に分かれること。
奥の作品を見ている人がいても、手前の作品を見てもらえる。
これは実際に接客してみて気が付きました。

ひげのネクタイピンに興味を持ってくれるお客さまが多いのですが、机だけに並べていた時は先に作品を見ている人がいるとブースの前を歩いている人にひげのネクタイピンを見つけてもらえなかった。
前後に分かれることで、ひげのネクタイピンを見つけてくれる人が増えた印象でした。

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接客

今まではディスプレイの関係もあり、机を挟んで接客をしていました。
今回は初めて、机の前に立っての接客。思いのほか接客しやすいように感じました。
なぜ接客しやすく感じたのか…

・興味のある人は奥の机まで入ってきてくれる。
・向かい合っていないので、お客さまを横から観察することになる。
・目線や表情を確認しやすい。
・横からだと声をかけやすい。

思いつくのはこんな感じ。

リーフレット

今回1つの目標にしていたのは、用意したリーフレット約150枚をすべてお客さまに手に渡すこと。
今までは持って行ってもらうのを待っているだけでした。
置いているだけでは気が付かないお客さまもいて、「リーフレットだけでも持って帰ってください」と声掛けして渡すようにしました。

ただ、声をかけるタイミングが難しかった…
声をかけられずに渡せなかったお客さまも結構いた。
逆に声をかけてリーフレット渡したことでブースを離れたお客さまもいたような気がします。

自分の作品は贈り物に選んでもらえることも多い。
出店の時には買わないけれど、誰かの贈り物を選ぶ時にリーフレットが思い出すキッカケになる。
そう考えると、なるべく多くの人にリーフレットを渡したほうがいいんだろうなと思う。

おわりに

今回のDesign Festa はかなり充実した2日間になりました。
売上も今まででの出店の中で一番良かった。

去年のDesign Festa で結婚式に参列するときのネクタイピンをオーダーしてくれたお客さまがいました。
その方が「ネクタイピンつけて結婚式行ってきました」とお礼の挨拶に来てくれてすごく嬉しかった!
作品をお届けした後に直接会ってお礼を言われるのが初めてで、ちょっと感動。
自分の作ったものが誰かのためになってるんだな…と実感しました。


木工房ベル 鈴木健太

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