工房ベル

2025/08/12 06:00

7/19・20とHandMade In Japan Fes 2025(以下HMJ)に出店しました。

HMJへの出店は今回で8回目。
展示ディスプレイを工夫しながら作品は見てもらえるようになったかなぁ…と思いつつ、勝負するべき土俵が違うのかなぁ…とも感じてきている。
需要がない(少ない)ところに行ってる感じ。

ハンドメイドイベントのお客さんは女性がメイン。プレゼントを探すよりかは、自分が使うものを求めてきている。
以前はプレゼントに…と買ってもらえることがあったが、最近はほとんどなくなった。
今回もご購入いただいた方は全て男性だった。

出店のメリットとコスト

出店のメリットはお客さんと直接お話できること。
どんな所で迷ったり、悩んだりするのかが知れるのは大きい。
カフリンクスの付け方やどんな種類のシャツにでも付けられるのか…など、今回の出店でも話していて楽しかった。

ただ、僕にとって初対面の人と話すことはコストでもある。
興味を持って質問してもらったことに答えるのは問題ない。
問題は、興味があるのか分からない人にこちらから話しかけること。

興味がある、ないを判断する材料の一つとして、展示ディスプレイをあえて手前と奥の2列にしている。
奥まで入ってきてくれた人は「興味がある」と判断して話しかけやすくなる。
最近はこの奥まで入ってきてくれる人が少なくなってきた気がする。(奥に入ってきてもらうための自分の接客が悪いのかもしれないが...)

後はお金のコスト。出展料、宿泊代…
今までは作品を知ってもらうための宣伝広告費だと思っていたけれど、費用対効果が低くなってきたかな…

出店のメリットよりもコストが大きくなってるな…と。

おわりに

今回のHMJで一番嬉しかったのは、イベント中ではなくて搬入の時。

会場に一時駐車をして荷物を降ろすんですが、駐車場の係の人に「その蝶ネクタイ素敵ですね」と言われたこと。


蝶ネクタイに気が付いてくれただけじゃなくて、素敵ですねと声までかけてくれたことにビックリ。
その日は一日、素敵な気持ちで過ごせました。


今後の出店をどうするかは悩み中です。


工房ベル 鈴木健太

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